ネットで譲渡犬情報を見つけてしまった
両生類(イモリ、カエル)しか飼ったことのない私。
でもいつかはクラウン…じゃなくていつかは哺乳類という夢がありました。
ワンコ?それともニャンコ?
「猫」は人に媚びないマイペースな感じが好き。
「犬」は慣れたら人に忠実で可愛いのかな。
やっぱり犬がいいのかな。
ワンコだったら「テリヤ系」がいいな。「照り焼きー」もいいけど。
そして飼うならば「譲渡犬、里親、保護犬」にしたいとも思っていました。
理由は
- 我々夫婦が既に壮年を過ぎ、今から子犬は責任を取れないかもしれない
- 子犬はすごく高価
- ワンコの命を救いたい
あー、ワンコ飼いたい。
真っ赤なバラとチンパンジー
譲渡犬の横にはあなたーあなたー♪
頭の中でグルグルと音楽が流れます。でも全く自信なし。
飼うとなったら責任は重大。サボテンさえ枯らす私に、哺乳類の世話なんて出来るのでしょうか。
それに「譲渡犬」の場合、子犬から育てるのと比べて、
- しつけが出来ているか(吠え癖、食事、排便など)
- 病気を持っていないか
- 懐いてくれるか
などといった不安があります。
あと、ニンゲンの方にもアレルギーがあるかもしれません。
そう思いつつも毎日ネットで周辺の「譲渡犬/猫情報」をチェックしていました。
来る日も来る日も情報は出てきません。
このまま出ないといいな。
うん、自分にはやはり両生類が分相応なのよ。
ついに出てしまった!
なんて思いながら毎日クヨクヨクネクネしていたら、ある日ついにミニチュア・シュナウザーが載ってしまいました!
可愛い!!!
まん丸のお目々、垂れた耳、そして何よりも色が白!
私は以前からワンコなら白がいいと思っていました。
例えば「ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア」みたいな。
ネットに載っていたワンコ情報は
- 名前:ベク
- 年齢:8才(2015年4月生まれ)
- 性別:オス
- 去勢:済み
- 体重:8kg
- 病歴:未記載
- 混合ワクチン:済み
- フィラリア予防:未記載
- しつけ、性格:未記載
- 譲渡理由:飼い主が高齢で施設に入るため
8才というと、ニンゲンで言うと40〜50才くらい?
体重8kgはちょっと大きすぎないか…
そして、病歴やしつけ、性格が未記載なのが怪しいです。
夜中にギャン鳴きされたらどうしよう。
病気があったらどうしよう。
旅行とか行けなくなるの?
譲渡団体だと「トライアル期間」というのがあって、相性などで問題があればキャンセルすることも出来るようです。
今回は先方がもうすぐ施設に入るため、とてもトライアルは出来そうもありません。
「あーー、やはり見なかったことにしよう」
とも思いました。
保護動物の活動をしている友達(複数)に相談してみたところ、いろいろ詳しく教えてくれました。
そして皆
「引き取りなさいよー、犬は最高よーー」
という感じでぐいぐい推し進めてきます。
全然引き留めてくれない😫
でも今この子を引き取らないと、もう一生チャンスは無いかもしれない。
最後は友達(以下師匠)の
「もしどうしてもダメだったら次の譲渡先が決まるまでうちが引き取りましょう」
という肝の据わった力強い言葉で引き取ることを決断しました。