そしてついにベクを引き取り
「ワンコを引き取る!」と腹をくくった2日後、震える手でスマホを手に取り、飼い主に電話してみました。
施設に入るくらい高齢のはずなのですが、声はけっこう元気で若そうに聞こえました。
そして、3日後に訪問することに決定。
どんどん話が進んでしまうーー
引き取り前日。
ケージを置く場所はリビングの一画が良いだろうと思い、そこにスペースを作りました。
明日にはここにワンコがうろうろしているのでしょうか??
全く信じられません。
そしてついに引き取り
ワンコを譲り受けに行く日
家を8時半頃に出てセブンイレブンで手土産を買い(昨日までに買っておけ!)、高速に乗りました。
あーー、心配。
10分ほど早く着いたので、先方に家の近くで時間調整をして、いざ訪問!
呼び鈴を鳴らすと、けたたましく犬が吠える声が聞こえてきました。
これから我々が飼い主になるというのに大丈夫かしら…
数日後には施設に入ると言うことで、家の中のほとんどの家具は無くなっていました。
譲渡契約書も作っていったのですが、飼い主さんの
「そんなのいいですよ」
の一言で交わさないことに。
引き取った後、定期的に状況を報告しましょうかと言うと、やはり
「そんなのいいですよ」
と言うことでした。
飼い主さんからはいろいろベクの情報を聞きました。
- ここ1年ほど散歩には行けていない
- おしっこはケージの外のトイレにする(ウンコは聞き忘れた、これがあとで問題に)
- 歯磨きはしていない
- 夜寝るときと外出時はケージに入れて扉を閉じる
- 病歴
- 耳がただれるので薬を塗っている
- 毎日飲ませる薬がある、何の薬かわからない(これがあとでウンコ以上の問題に)
などなど。
さらに今まで使っていた、ケージ、服、ドッグフード、おもちゃ、敷物、首輪、リードも頂きました。
さあ、行くよ!
そしていよいよベクを連れ出します。
赤ん坊の時からずっと暮らしてきたこの家ともお別れだよ。
高速を使って
移動には師匠から「クレート」というキャリーケースを借りていったのですが、全く入ってくれなかったので、ケージごと車に積み込みました。(これもあとで問題に)
帰りも高速を使ったのですが、心配なようでずっと立ち続けていました。
でも全く吠えずにおとなしくしていたには、驚くと共に少し安心しました。
あまり吠え癖はないのかな?(そうでもなかった)
そして我が家へ
家に入れると、予定通り家中の臭いを嗅いで回りました。
ケージも予定していたソファーの横にすっぽりはまりました。
前の家同様ケージの前にペットシーツを敷いたトレイを置くと、すぐにそこにおしっこをしてくれました。
おしっこをちゃんとここで必ずしてくれるのだとしたら、すごく助かります。
心配していた吠えや噛みつきは今のところほぼ全く無し。
偉い!
おいでーー
我々がリビングで昼食を食べ出すと、玄関からじっと見つめていました。
慣れない家で、遠慮してるのかな?
心配ないからおいでーー。
可愛い!
我々のあとを追って来て、こんな目をされるとたまらなく可愛いです
あれま
夕方頃には、夫にお腹を出してこんなに甘えるシーンも。
さあおとなしく寝てくれるかな?
17時過ぎに前飼い主から頂いてきたカリカリを食べてもらい、服を脱がせてケージの中へ。
扉を閉めてタオルケットをかけます。
さあ、寝てくれるかな?
その後はピタリと静かになりました。
初めての家での夜。夜泣きや遠吠えなどしないといいのですが