耳洗浄でベクの「頭ブルブル」は減るかな?
ベクはしょっちゅう頭をブンブン振り回します。
そのままやっていたら空を飛んでしまうのではないかと思うくらい激しく。
一体なんで??
耳が痒いのかな?
外耳炎があるのかな?
先日の2回目の動物病院の診察の時に、獣医先生に聞いてみたところ
頭を振るのは痒いからでしょう
耳の中に炎症はないようです(外耳炎ではない)
耳の中が汚れているので、洗浄できれいにしたら痒みはよくなるかもしれない
ということで、その場で耳洗浄をやってくれました。
これがけっこうビックリ。
けっこう荒っぽい耳洗浄
上の動画でもわかるのですが、犬の耳洗浄は洗浄液を耳の中に流し込んでしまうという、けっこう荒っぽいもの。
ジューイ先生によると、前の飼い主はこういう耳掃除は全く出来なかったので、私たちが自宅でできるならやった方がよいとのことでした。
よし!これでベクの耳の痒みが治まるなら
頑張ってやってみましょう!
ということで、洗浄液を動物病院で出してもらい、自宅に持ち帰りました。
耳の中をチェック
さあ、ここからは自分たちでやらなくてはいけません。
まずはベクの耳の中をチェック。
ベクをおやつでおびき寄せて捕獲し、耳たぶをひっくり返して耳の穴を赤裸々にします。
奥の方が汚れているような気がするけどよくわかりませんねー。
ちなみに先月のトリミングの時に耳の中の毛を抜いてくれたので、これでも奥がだいぶよく見えるようになりました。
実はミニチュア・シュナウザーは耳毛が多い犬種なのだそうです。
ミニチュア・シュナウザーやプードルなど使役犬として活躍していた犬は、水鳥などを捕るために水中に入ることが多く、撥水のために耳毛がたくさん生えていると言われています。
【獣医師監修】犬の耳毛は、処理する必要があるの?抜くの?それともカットするの?
へーー、そんな仕事していたのね。
鵜飼いみたい。
反対側の耳
反対側の耳の奥もよくわかりません。
試しに耳の穴に鼻を近づけてみたのですが、特に変な臭いはしませんでした。
外耳炎がないからなのでしょうか?
いよいよ注入
さあ、ここからはいよいよ洗浄液の注入です。
「ノルバサン オチック」という洗浄液を「チューーー」っと耳の奥めがけて注入。
モミモミポーン
さらに脱脂綿を耳の穴の奥までグイグイ押し込み、外側から指でモミモミして汚れをしごくように落としてゆきます。
最後にベクに思い切り頭ブルブルしてもらうと、脱脂綿が「スッポーン」と耳から飛び出してきました。
なんでも、イヌは頭をブルブルすることによって、外耳道に入った水分は全部飛び出るのだそうです。
耳には本来自浄能力があるし、洗浄しすぎるとかえって外耳炎の原因になるそうです。
何度かやって、ベクの耳の痒みが減って頭ブルブルが減るといいのですが。