今日。お腹を撫でてあげて恍惚状態でひっくり返っているベクの顔をまじまじと眺めていたところ、明らかに白い体毛とは違う黒い毛を見つけました。
これって、もしかして「ヒゲ」？
ご存じ、シュナウザーは「ヒゲ」が売りのイヌ。
シュナウザーという言葉も、ドイツ語の「ヒゲ」がもとになっているそうです。
しかし、シュナウザーのヒゲと言えば、一般的に上の写真のような、口の周りのふさふさとした毛のことを言うと思います。
これはヒトのヒゲと同じ「体毛」。
イヌの鼻の横にひょいひょい出ている（本来の）ヒゲは猫やネズミと同じ「触毛」です。
「触毛」は触覚を感受する感覚毛のこと。
シュナウザーは「ヒゲイヌ」だけど、てっきりヒゲはないと思っていたので（意味不明）、ヒゲを発見して私はとても嬉しかったです。
なんだーー！ベクにもヒゲあったのね、可愛い〜！
ちょこちょこいじったら怒るかな
急にひらめいて、ホームセンターで「わんちゃんガム ミルク風味」なるものを買ってきました。
これなら荒野を徘徊する「歩く胃袋」のベクでも、その欲求を満たしてくれるのではないか。
でも、こんなものかじってくれるかわからないので、まずは少量パック（547円/5本）を購入。
早速ベクにあげたところ、すぐに大熱中！
「ボリボリ、バリバリ、コリコリ」
実に美味しそうに囓り続けるではないですか！すごい！やった！大成功！
結局、周りを見向きもせずに40分ほど熱中し、骨ガムはベクの胃袋におさまりました。
コングは10分くらいで食べきってしまうので、外出時などで時間を稼ぐときはこちらの方がいいかも。
クレートにおこもりになってもらうときもいいですね。
このガムの原料は「牛皮、ミルクフレーバー」で変な添加物は入っていないようです。
って、牛皮って食べられるの？
こち亀で両さんが食べる物がなくて、靴を煮てから焼いてステーキにするというのがありました（48巻P16）。
チャップリンの黄金狂でも食べてました。
でもまあ基本タンパク質なので栄養源としてはいいのでしょうか。
イヌの消化能力はヒトよりずっと強いようですし。
熱量は100gで270kcal。
ガム一本がだいたい30gだったので、一本80kcal程度ですね。
今回のは1本100円以上もするので、Amazonで40本約2千円のを早速購入しました。
これなら1本50円程度。
イヌ友達にこのことを話すと、
牛の蹄なら何日も持つワン
ということだったので、ほんまかいなと思いながらこれも注文してみました。
私は豚足と焼酎がいいですが。
どちらも到着が楽しみです。
ベクはおしっこはケージの外に置いたトイレ（トレイの中のペットシーツ）にしてくれます。
これはほんとにありがたいと思っています。
ケージの中にも小さなトイレを置いていますが、これはあくまでも緊急用。今まで一度もしたことはありません。
イヌは寝床では排泄はしないようです。
今回は、ケージの外にさらにサークルを置いて、少し長時間の留守番や夜間にもおしっこが出来るようにしてみました。
ウンコもここでしてくれれば、さらにGoodなのですが
いつものように、夜のお食事をケージ内で食べ終わると、再びケージの外に出てきました。
とても寝る気配はありません。
まだまだ食べる気満々
仕方ないので、ケージに入ってもらい、扉を閉めると、不本意そうに寝床に寝てくれました。
そして消灯。
ケージの扉は開けたので、夜中にトイレに行くことも出来ます。
さあ、するかな？
ケージ内のカメラで覗いてみると、こんな感じ。
ベクは目を開けたまま「グーグー」イビキをかきます。
タヌキ寝入りならぬワンコ寝入り。
そして朝。
結局夜中におしっこはしませんでした。真っ暗だからかな？
その後、朝の散歩の前におしっこはしてくれたのですが、やはりウンコはしてもらえませんでした
今回Amazonで買ったサークルは二つほどつなぎ合わせれば庭にドッグランを作れそうです。
春になったらやってみたいと思っています。
ベクの吠えバリエーションは、大体
1）要求吠え①「かまってかまって」
2）要求吠え②ニンゲンの外出時の「ボクも連れて行って」
3）散歩中のニンゲン/イヌ吠え
4）玄関のピンポン吠え←今回のお題
5）来客吠え
の5つ。
このうち4）のピンポン吠えをちょいと検討してみようと思い、先日ベクをリビングのケージに入れた状態で私が玄関のドアチャイムを何度も「ピンポン、ピンポン」と鳴らしてみました。（嫌がらせか）
最初は「ワンワン」と吠えていたのですが、なんとやがて「ワオォーーーン」という遠吠えになったのですそういえば、救急車のサイレンでもイヌは遠吠えをすると聞いたことがあります。
これはもしかしたら「ピンポン」という「音自体」に原因があるのかも？
そう思った矢先、NHKの「ねこ育ていぬ育て」という番組で、
ピンポンといった高低差のある音は遠吠えと一緒。
遠吠えは緊急事態の合図なので、飼い主に危険を知らせるために吠えるわけですな。
なのでピンポンの音を変えればよいのですな。
という、なんともタイムリーなお言葉が出てきました。
我が家の玄関チャイムは「ピンポン」の他に3種類の音が選べます。
その中で一番抑揚のない「トゥルルルルル」というビジネスホンのような音に変更してみました。
（ぁぁ、今度は私が以前の会社を思い出して吠えそう）
すると、なんと！ナントの勅令！
全く音に反応しなくなったではないですか！
これでもしかしたら「ピンポン吠え」は何とかなったかもしれません。
さらに、新しいドアベルを聞かせておやつをあげることにより
この音がすると楽しいことがある
とベクさんに思ってもらえるよう、特訓をしています。
でもこの実験はチャイムを私が鳴らしたので、来客はありません。
チャイムの後にお客さんの声が聞こえてきたら、やっぱり吠えるのかなー。
実際に来客があると、チャイムが鳴った段階では完全に反応しなくなりました。
しかし、玄関ドアが開いて他人の話し声が聞こえてくると、相変わらず吠えまくるのでした。
玄関までの来客吠えは妥協かな…
ベクは食事（カリカリ70gに野菜やお肉、煮干しなどを混ぜ込んだもの）をあげると、猛烈な勢いで食べ続け、あっという間に食べきってしまいます。
試しに時間を計ったら1分1秒！
全米早食い大会に出場させたいくらいです。
早食いはイヌの習性で、歯自体もよく噛むようには出来ておらず、カリカリも丸呑み前提で作られているそうです。
でも「窒息、誤嚥性肺炎、胃拡張」などのリスクがあり、何より満腹感を得にくいので食べ過ぎになりがち。
そこで、またまたAmazonで早食い防止食器というのを買って、どれだけ早食いに効果があるのか試してみました。
ガッテンガッテン。
「でこぼこ器」にいつものお食事を入れてベクの前に置くと、一瞬ギョッとした後、実に食べにくそうに食べ始めました。
なんか申し訳ない気もするのですが、結果はなんと7分30秒
7倍以上に時間が延びました。
まあだんだん慣れてくるとは思いますが、しばらくこれでやってみようと思います。
ベク頑張れ！
だんだんこのでこぼこ器にも慣れ、1週間後には3分に短縮されてしまいました。
でもまあ1分よりはいいかな。
ベク7才半。ニンゲンで言うとすでに50才くらいだそうですが、実に元気に家の中を走り回ります。
特に加減速が激しいのが階段と廊下。
上の動画では宅配便のチャイムで廊下にロケットのように飛び出し、階段直前で急ブレーキをして転がるように落ちてゆきました。
コーナーはドリキン土屋氏もビックリの4輪ドリフトで駆け抜け、たまにコースアウト＆クラッシュします。
元気なのはけっこうなのですが、見ていてハラハラするので、まずは廊下に長いカーペットを貼ってみました。
これで滑らないし、爪にも優しいね。
お次は階段にも貼ろうと思っていますが、階段の板は長方形の他に三角形や踊り場の広い正方形などがあるので、どうするか思案しています。
